ぱっちょのブログ

感じたことを感じたままに書き残すためにブログを書くことにしました。感情のアウトプット、大事。

20231030【命名】

 

退院直後から

"名前を考えなければ"と

頭ではわかってた。

心が追いついてない中でも

今やらなければならないものを

一つ一つなんとかこなしていくしかなかった。

 

でも名前だけは

なかなか手を出せなかった。

 

 

火葬前日の夜。

「名前考えなきゃね」って。

なかなか出せなかったけど

まずは私が思いをのせた漢字を羅列。

 

"幸" "照" "陽" ・・・

 

幸せになってほしかった、幸せにしてあげたかった

人を照らす人になってほしかった

太陽のように明るい子になってほしかった

 

・・・溢れてくる想いが全部"過去形"なのが悔しかった。

 

「もっと楽しく、ワクワクしながら名前考えたかったね」と、また2人で泣いた。

泣きながらも夫が「ずっと考えてて浮かんだ名前がある」と言った。

夫が考えた名前にした。

 

 

手紙を書くことにした。

名前と、名前の由来。

感謝と謝罪。

 

書けば書くほど

たくさんの想いが溢れて

たくさん泣いた。

夫も横でずっと泣いてた。

 

 

現実を見たくなくて

翌日が来るのが嫌で

その日も眠れなかった。